移住したきっかけ
前述した通り、飯能に住むことになったきっかけは『主人の地元だったから』 これ以外の理由はございません。
まず名前からして読めませんでした。いいのう？めしのう？飯能。
ただ、こめどころ新潟出身の私からみて『飯』とういう字が入っているのが気に入りました。
結婚当時都内で働いていた私は同僚に『飯能に住む』と伝えたら『えー！？飯能！？やめなよあんな山しかない所笑笑』と、かなりDISられました。
元々新潟の田舎育ちですし、満員電車通勤の毎日、コンクリートジャングル東京に若干嫌気がさしていた私にはワクワクと田舎ウォント感しかなく、『よし！せっかくのご縁だし飯能ライフ楽しむぞ！』と心に決めたのを覚えています。
飯能での育児
ワクワクから始まったものの、飯能が地元ではないためお友達ゼロからの始まりでした。これが結構寂しかったです。寂しがっていても仕方ないので、母子交流会や地区の催し物など、市が主催する行事などへよく遊びに行きました。
子どもが幼稚園に入る時が私にとってターニングポイントでした。
幼稚園を選ぶ時はだいたい
・お弁当or給食
・バス通園or送り迎え
・お勉強orのびのび
の3つが主なポイントになると思います。
いくつか体験入園に行ったのですが、子どもが気に入った幼稚園が毎日送り迎え＆毎日お弁当の幼稚園でした。
入園する前は、『毎日弁当とお迎えか〜大変そう〜』と思っていました。 現実、入園してからは毎日朝からバタバタでした。ですが、その幼稚園が想像以上に面白くて、夏は飯能河原で川あそび、お散歩に天覧山に登る幼稚園でした。毎日お弁当を持たせる理由が『天気がいい日はお弁当を持って公園で食べるため』という可愛すぎる理由と知ってから、毎日のお弁当作りも苦になりませんでした。とにかく『自然のお勉強』をたくさん教えてくださる幼稚園でした。
不思議なものであれから何年も経った今ではバタバタしてた記憶よりも、送り迎えの自転車での子どもとのふれあいや、『お弁当おいしかったよ〜！』といった可愛い笑顔を思い出します。
そして何より、毎日送迎していたことによって毎日顔を合わせていたママ友たちが、今となっても大切な存在です。
幼稚園で子どもたちもたくさんのお友達ができたし、私にもお友達ができました。
そしてお友達ができてわかったこともあります。
『移住者っていっぱいいる！』
飯能移住事情
うちは主人が地元人ですが、夫婦揃って県外からの移住者というパターンの人も結構います。
これは10年前の記憶ですので、今の移住ブーム以前の話です。
これはうちの子たちが通った幼稚園だからでしょうか？
飯能は元々池袋まで電車で40分で行けるし、しかも西武池袋線上り電車の始発という便利な場所なので、元々移住者が多いのかもしれません。なので、移住者をよそ者扱いするような風潮は全然ありません。
今流行りの『移住』ですが、中でも飯能は自然と便利がちょうど良く混ざった土地だなと感じます。
私が生まれ育ったようなハードな田舎への移住はかなりハードルが高いと思いますが、 飯能は『とりあえず飯能住んでみよ！』くらいの『ノリ移住』でもありだと思います。多分そのまま住んじゃうと思いますが。。
＊家の前に張ったテント。キャンプ場に行くのがめんどくさくなりました。
飯能のいいところ
飯能河原はとにかく最高のスポットです。飯能河原に行くと遊びに来ている人たちがニコニコしていて、それだけで癒されます。 水が綺麗な上流も良いですが、飯能河原のあのガヤガヤしてる感じが私は好きです。
春は桜が綺麗だし、BBQしてる人が増えれば夏がきたな！とか、秋は紅葉、冬は河原に氷が貼ります。子どもが小さかった頃は毎日行ってましたし、今では子どもたちはお友達と毎日のように釣りに行っています。
＊スモールマウスバス
飯能の困ったところ
飯能の唯一と言えるデメリット それは『花粉』です。
春から初夏にかけておびただしい量の花粉が飛びます。 そして何故か、飯能生まれの地元民は花粉症の人が少ないです。謎です。 親世代は我慢するしかありません。 ただ、飯能で生まれ育つ子ども世代は もしかすると生まれつき花粉に免疫がついているかもしれません。
＊美しい桜並木と花粉でもやがかっている春の入間川
まとめ
飯能はとにかく自然との距離が近いです。ぜひ色々なところに出かけてみてください。河原で有名な飯能ですが、『天覧山』という山は小さいお子さんも無理なく楽しく登れる山ですし、ハードな山もあるので登山客もたくさんいます。
夏と秋にある飯能祭りは毎年とても楽しみですし、自然に因んだイベントも一年を通してたくさんあります。
私もまだまだ飯能ビギナーなので、色々なところに行ってみたいです。
＊たま〜に日本カモシカが現れます飯能
